2011-09-11

実感としての円高


現在、複数の輸入ネットショップを運営している私とって為替レートは常に気になるものです。

世の中では「史上空前の円高」と騒いでいるようですが、25年程前から個人輸入で衣類やPCの周辺機器などを輸入していた私の実感からすると、1995年頃の円高と比較し、アメリカからの輸入品は全くもって安く感じません。

指数を使った難しい話は、橘玲氏の記事,  池田信夫氏の記事 そして、2011年9月8日付 英フィナンシャル・タイムズ紙の記事 に譲り、一つ例をあげると、当時よく輸入していたL.L.Beanのアパレルは日本で買う価格のおおよそ半値だったと記憶しています。

もちろん高い送料がかかるのですが、それでもかなりの安値で衣類を買っていました。

現在、数字でみれば、その当時よりさらに円は高くなっていますが実感として、95年頃ほど個人輸入の品物が安くないのです。

そんなこともあり、商売としての輸入はしていますが、この円高水準でも以前のように衣類をアメリカから買うことはほとんどしていません。

これは、一部の有識者が指摘しているように、アメリカではずっと物価が上がり続け、日本ではずっとデフレで物価がさがり続けた結果なんでしょう。

ニュースなどをみていると、「円高にあえぐ企業」などの見出しで、輸出を軸にしている企業の方のいかにも苦しんでいますというコメントがながれていますが、そもそも本当にこの水準は「円高」なのでしょうか?

そうでないとすると、まだまだ名目レートしての円高は進行しそうな気がしています。