2008-11-24

二枚のクリスマスアルバム

当世きっての、浮世離れした歌姫二人のクリスマスアルバムが、相次いでリリースされた。

サラ・ブライトマンの「冬のシンフォニー」と、エンヤの「雪と氷の旋律」だ。

サラの方は、どこまでも美しいソプラノボーカルで、表現力豊かな「歌」を聴かせてくれる。

一方のエンヤは、ボーカルというよりは「ボイス」という言葉が相応しい。透明感のある声を楽器の様に扱っているのが、初期のアルバムである「ケルツ」を思わせる。

歌を楽しむにはサラのアルバムの方がいいし、幻想的なまでに浮世離れした音楽を楽しみたい場合にはエンヤのアルバムがいい。これを象徴するのが、どちらのアルバムにも入っている「きよしこの夜」だ。

どちらのアルバムもにぎやかなクリスマスアルバムではなく、しっとりとしたクリスマスを過ごすのに相応しい素敵なアルバムに仕上がっている。