2008-11-20

マインドマップに大切なもの

友人から、「Macの手書き説明書」 で紹介されていたマインドマップツールXMindについて意見を求められた。 マインドマップには、セントラルイメージと有機的な曲線が大事であると考えているので、使うことはないと即答したのだが、「画期的なまでに使いやすい」と紹介されているのがひっかかり、インストールして試してみた。 たしかに良くできたソフトウェアで、キーワードを入力してつなげて行く操作において、思考が分断されることがない。 また、キーワードをつなげた後の編集がとても簡単だ。 たとえば、このキーワードはこっちのメインブランチの方がよかったと思ったときには、ドラッグ&ドロップで近づけるだけで完了する。 この操作感覚も気持ちがいい。 ざっと使ってみた感じでは、とても使いやすいので、ある事柄を系統的に整理するには向いているかもしれない。 しかし、発想を広げるツールとしてはどうだろうか? このソフトウェアで書くことのできるマインドマップには、3つの問題があると思う。
  • メインブランチのキーワードを枠で囲んでしまっていること。
  • ブランチの線が有機的な曲線になっていないこと。
  • 豊かなセントラルイメージを使い難い
私自身痛感しているのだが、これらの要素は、発想を大きく広げるためには軽視できないのだ。 中でもセントラルイメージはとても重要で、下手なものであっても、イメージをしっかり描いたときと、そうでない場合に、出てくる結果が明らかに違うし、記憶の定着という点からも効果が違う。 また、これらを満たしたマインドマップは、自然と書いて楽しく、見て楽しいものになる。 豊かな発想のためには、「楽しい」という気持ちが最も大切だ。 ちなみに、このマインドマップは先日参加した、「国際ビジネス: アイデア発想法」セミナーの講義中のメモなのだが、書いていてとても楽しかった。 書く際の柔軟性と、手を動かすことによる脳の活性化ということを考えると、やはりマインドマップの基本は手書きということになる。 そして、次点は手書きのような有機的な曲線のブランチを描けるiMindmapによるものだろう。 マインドマップの達人である、やまもとさをんさんがiMindmap使って書いたものは、手書きのものと全く同じ特徴がでていて、すばらしい。 XMindも、せめてこのような有機的な曲線を使ったマインドマップが描ければいいのだが。 画期的なまでに使いやすいマインドマップツール『XMind』 | Macの手書き説明書